深さ 0 が再優先であり、 深さの大きいオブジェクトは深さの小さいものの下となります。 最大の深さは 999 です。
xfig はかなり前から深さを取り扱う機能を持っていましたが、
xfig 3.2.3a ではそれぞれの深さのオブジェクトを
表示や編集の対象とするかどうかをユーザーが選択することができる
Depth パネルがキャンバスの右側に追加されました。
このパネルは、View メニュー の
Show depth manager によって隠し、あるいは表示させることができます。
この Depth パネルのチェックボックスをクリックすると、 その深さのオブジェクトの表示や編集が許可、あるいは禁止されます。
いずれかのチェックボックスをクリックし、 その上や下のチェックボックスの上へ マウスボタンを押したままでマウスをドラグすることにより、 一度に複数の深さの状態を切り替えることもできます。 ON となっているチェックボックスの上でクリックして 他のチェックボックスの上へマウスをドラグすると、 それらはその状態にかかわらず OFF に切り替えられます。 逆に、OFF となっているチェックボックスの上でクリックして 他のチェックボックスの上へマウスをドラグすると、 それらはその状態にかかわらず ON に切り替えられます。
印刷やエクスポートに際しては、
ここで ON となっている深さのオブジェクト (アクティブなレイヤ) のみを出力するか、
この設定とは無関係に全てのオブジェクト (全てのレイヤ) を出力するかを
選択することが可能です。