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Tripletail::Form - フォーム情報
  my $form = $TL->newForm;
  $form->set(Command => 'DoDispList');
  $TL->location(
      $form->toLink('foo.cgi'));
  # Location: http://....../foo.cgi?Command=DoDispListCGIへのクエリ情報を保持するクラス。 一つのキーに対し、1つ以上の値を持つ。
$TL->newForm
  $form = $TL->newForm
  $form = $TL->newForm(a => 1, b => [2, 20])
  $form = $TL->newForm({a => 1, b => [2, 20]})
  $form = $TL->newForm('http://foo.com/?a=1&b=2&b=20')Tripletail::Form オブジェクトを作成。 三番目の形式ではURLからクエリ情報がデコードされる。
  $form->constこのメソッドを呼び出すと、以後フォームデータの変更は不可能となる。
  $form->isConstフォームオブジェクトに対して const メソッドが呼ばれたかどうかを返す。
  $NewForm_obj = $form->cloneフォームオブジェクトの複製を返す。複製されたフォームオブジェクトは const でない。
  $form->addForm($another_form)フォームに別のフォームデータを追加する。同じキーが存在した場合、 そのキーのデータは置き換えられる。
  @keys = $form->getKeysフォームのキー一覧を返す。ここで返すキーには、アップロードされたファイ ルに付けられたものは含まない。
  $value = $form->get($key)
  $value = $form->get($key, $joinstr)指定したキーの値を $joinstr で結合して返す。$joinstr省略時は "," が使用 される。$key が存在しない場合は undef を返す。ファイルのキーを指定した 場合も undef を返す。
  @values = $form->getValues($key)指定したキーの値を配列で返す。 $key が存在しない場合は () を返す。
  %data = $form->getSlice(@keys)指定した複数キーに対して、キーと値が1つなら値そのものを、値が複数なら 複数の値の配列へのリファレンスのペアを、ハッシュとして返す。 存在しないキーは無視される。
  @values = $form->getSliceValues(@keys)指定した複数キーに対して、値が1つなら値そのものを、値が複数なら 複数の値の配列へのリファレンスを対応させて、配列として返す。 存在しないキーに対しては、それに対応する値はundefになる。
  $flag = $form->lookup($key, $value)指定されたキーに指定された値があれば、1を。そうでなければundefを返す。 $keyが存在しなくてもエラーとはならない。
  $form->set($key => $value, $key2 => $value2, ...)
  $form->set($key => \@value, $key2 => \@value2, ...)指定されたキーに、指定された値をセットする。 以前の値は失われる。(上書きされる)
  $form->add($key => $value, $key2 => $value2, ...)
  $form->add($key => \@value, $key2 => \@value2, ...)指定されたキーに、指定された値を追加する。 以前の値は失われない。(追加される)
  $flag = $form->exists($key)キーが存在すれば1を、そうでなければundefを返す。 ファイルの確認には使えない(常に偽となる)。
  $form->remove($key, $value)指定されたキーから、指定された値を取り除く。 指定されたキーや値がない場合は何もしない。
  $form->delete($key)指定されたキーを削除する。キーが存在しない場合は何もしない。
  $flag = $form->existsFile($key)アップロードキーが存在すれば1を、そうでなければundefを返す。 ファイルが実際にアップロードされたかどうかに関わらず, キーの存在だけを 判断します.
  $flag = $form->isUploaded($key)キーに対応するファイルがアップロードされていれば1を、 そうでなければundefを返す。
  $iohandle = $form->getFile($key, [$from, [$to]]);キーに対応するIOハンドルを取り出す。ファイルアップロード時のみ取得でき る。ファイルアップロードではなかった場合や、キーが存在しない場合は undef を返す。
第二引数が指定されている場合は、それを変換元の文字コードと見做して文字コード変換 を行う。第三引数が指定されている場合は、それを変換先の文字コードと見做す。第三引 数が省略された場合は UTF-8 が指定されたものと見做す。
  $form->setFile($key, $iohandle);指定したキーにIOハンドルをセットする。
  @keys = $form->getFileKeys();アップロードされたファイルのキー一覧を返す。
  $filename = $form->getFileName($key)キーに対応するファイル名を取り出す。ファイルアップロード時のみ取得でき る。ファイルアップロードではなかった場合や、キーが存在しない場合は undef を返す。
ファイル名はベース名部分のみを返す(0.45以降)。 (以前の動作に関しては "compat_form_getfilename_returns_fullpath" in Tripletail を参照。)
  $filename = $form->getFullFileName($key)"getFileName" と同様だが、(提供されている場合)フルパスで返す。
(0.45 以降)
  $form->setFileName($key => $value)指定したキーにファイル名をセットする。
  $form->setLink('http://.../?a=1&b=2')URLからデコードして得られたキーと値のペアで、古い値を置き換える。
  $form->addLink('http://.../?a=1&b=2')URLからデコードして得られたキーと値のペアを追加する。
  $form->setFragment($fragment)
  $form->setFragment(undef)URLのフラグメントを設定する。これはtoLinkの結果に影響する。
  $fragment = $form->getFragment;URLのフラグメントを取得する。
  $url = $form->toLink($base)フォームデータをURLの形式に変換し返す。$baseを指定すると、そのURLの後に 「?key=value」形式でデータを追加する。$baseを省略もしくはundefを指定すると、 自分自身へのリンクを返す。
URLが指し示す先はTLフレームワークで作成されたアプリケーションであると見なし、 文字コード判別用のデータを付与する。 TLフレームワークで作成されたアプリケーション以外へのリンクを作成する場合は、 toExtLinkメソッドを利用すること。
フラグメントが存在する場合は、それが #xxx の形でURLの中に組み込まれる。
  $url = $form->toExtLink($base)
  $url = $form->toExtLink($base, $code)フォームデータをURLの形式に変換し返す。$baseを指定すると、そのURLの後に 「?key=value」形式でデータを追加する。$baseを省略もしくはundefを指定すると、 自分自身へのリンクを返す。
$codeで文字コードを指定すると、文字コードを変換してからURLエンコードする。 指定しなかった場合は UTF-8 コードで出力する。
フラグメントが存在する場合は、それが #xxx の形でURLの中に組み込まれる。
    my $hash = $form->toHash();
    # $hash is like {a => 1, b => [2, 20]}フォームデータを HASH ref の形式で返す。
  $result = $form->haveSessionCheck($sessiongroup)
  $result = $form->haveSessionCheck($sessiongroup, $issecure)指定したセッショングループのセッションIDを利用したキーが現在フォームに埋め込まれているかを確認する。 埋め込まれていれば、1を。いなければ、undefを返す。 $Template->addSessionCheck とペアで使用する。
指定したセッショングループのIniで設定するcsrfkeyを必要とする。未設定の場合エラーとなる。 csrfkeyとセッションIDを利用してキーを作成する為、csrfkeyはサイト毎に違う値を用い、外部に漏れないようにする事。
使用中のセッションの mode が 'double' の場合は、 第2引数に 0 または 1 を指定すると、http側、https側を指定できる。 省略した場合は、そのときの通信が http/https のどちらであるかによって選択される。
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